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fkino diary


2008年01月04日

_ The Art of Agile Development

年末に注文していて昨日届いたばかりなのでまだざっと見たくらいなんですが、久しぶりにワクワクする本に出会えたので紹介しておきます。

The Art of Agile Development: With Extreme Programming(Shane Warden/Jim Shore)

これは、文句なく"XPエクストリーム・プログラミング導入編"の続編!

タイトルには「Agile Development」とありますが、この本はXPの本です。XPのプラクティスについてかなり網羅的に解説されています。紹介の仕方も『アジャイルプラクティス』や『アジャイルレトロスペクティブズ』などと同様、フレームワークに当てはめて1つずつ紹介していくという形で、リズムがあっていい感じです。じっくり読んでみようと思います。

特徴的なのは、著者たち (共著です) のXPに対する思い入れがハンパじゃないという点。この人ら、どんだけXP好きやねん!!

Of all agile methods I know, XP is the most complete.

とか躊躇なく言ってしまっています。

アジャイルだ何だかんだ言ってるけど、そもそも、俺はXPが好きやったんやということを思い出させてくれた一冊。XPは特別。

Tags: XP Agile book

2010年01月04日

_ 考えること

私たちの運命は考えとともに変わる。つまり、私たちは自分が
望むことをたえず考えていれば、なりたいと望むものになり、
したいと望むことをするようになる。
                          -- オリソン・スウェット・マーデン

私の勤める永和システムマネジメントでは毎年、年の初めに今年の漢字一字というのを考えて書き初め*1をし、その漢字を選んだ理由 (抱負など) を発表します。

今年、私が選んだ漢字は「考」です。そう、考える、Thinkingの「考」です。

「System Thinking」、「Design Thinking」、「Visual Thinking」。身の回りには「考 (Thinking)」にまつわることがあふれています。しかし、自分自身のことを省みたときに、ちゃんと自分の頭で考えることができていないことが多かったと思います。時間に追われていたり、過剰なまでの経験偏重主義に陥ったせいで「考えること」をおざなりにしてきました。そして、そのつけがここへきてまわってきていると痛感するのです。

アート・オブ・アジャイル デベロップメント』ではXPのプラクティスを「考えること (Thinking)」、「協力すること (Collaborating)」、「リリースすること (Releasing)」、「計画すること (Planning)」、「開発すること (Developing)」という5つに分類しています。

その中でも「考えること」は一番最初に出てきます。なぜ、「考えること」が一番最初に出てくるのでしょうか?それは、その答えは次のとおりです。

XPを実践するだけでは十分ではない。あなたには注意深さも
必要だ。自分の周りで起こっていることに、もっと注意を
払わなければならない。何が起こっているのかを考えなければ
ならない。そしてもっと重要なことは、それがなぜ起こっている
のかを考えることだ。質問してみよう。小さな変更をしてみよう。
そして、その結果を観察しよう。私には注意深さを教えることは
できない。それができるのはあなた自身だけだ。
            -- 『アート・オブ・アジャイル デベロップメント』

今年は「考えること」から逃げないようにしていきたいと思います。

アート・オブ・アジャイル デベロップメント ―組織を成功に導くエクストリームプログラミング (THEORY/IN/PRACTICE)(James Shore/Shane Warden/木下 史彦(監訳)/平鍋 健児(監訳)/笹井 崇司)

*1 ちゃんと筆を使って半紙に書きます