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fkino diary


2008年01月19日

_ 卒業式

昨年の10月から毎月福井に行って受講していた研修の卒業式が行われました。

卒業式では「3年後、5年後、10年後に自分が実現したいこと」というテーマで各自の夢を発表しました。具体的にはここには書きませんが、かなり真剣に考えました。これを考えるにあたって、はぶさんが日記で紹介されていた10ヵ年計画の考え方が非常に役に立ちました。

私は1998年に大学を卒業して社会人になったので、今年の4月でちょうど社会人生活10年を迎えます。前職の会社での話になりますが、新卒の面接試験のときに「10年後の私」というテーマで作文を書きました。その会社に所属していると10年後にその作文を返してもらえるという話を聞いたことがあるのですが、私は転職したので、残念ながらその作文を手にすることはもうありません。作文はありませんが、10年前にどんなことを考えていただろうかと思い出してみました。その通りになったこともありますし、達成できていないこともあります。急激に変化したこともあれば、変わっていないこともあります。社会人生活10年という節目の年に、これからの10年について考える機会を持てたことは非常に有意義でした。

平鍋さんがブログにこんなことを書いていたのを思い出しました。

最後のスライドは、セレンディピティについて。キャリアプランを考える上で、
偶有性の占める割合が大きく、計画通りにはいかない。しかし、「思う」、
ことがまず決定的に重要で、それが出来事を産み、行動を生む。特に「人に
会いに行く」ということはとても大きな意味を持つことを伝えたかった。

セレンディピティという言葉を知らなかったので、Wikipediaで調べてみました。

何かを探している時に、探しているものとは別の価値あるものを見つける能
力・才能を指す言葉である。何かを発見したという「現象」ではなく、何か
を発見をする「能力」のことを指す。

10年後というとそう簡単に想像でるものではないと思います。「偶有性の占める割合が大きく、計画通りにはいかない」というのはこれまでの10年で身をもって経験しました。しかし同時に「何かを探している時に、探しているものとは別の価値あるものを見つける」という経験もしました。トータルでみると、まあ楽しかったですよ。そして、幸運でした。何より周囲の人に恵まれました。「正しいときに正しい場所にいる」「行き当たりバッチリ」ですよ。「人に会いに行く」ということの重要性・意義についても、今はとても納得できます。

今、10年後を考えてもその通りにはならないかもしれません。いや、きっとその通りになんかならないでしょう。別に夢のためにがんばろうとか、そんな気持ちはさらさらありません。これからの10年で自分がどんな風になるのか、周囲で何が起きるのか、どんな出会いがあるのか、すごく楽しみ。それだけです。

参考文献

10年後を考えるにあたって下記の書籍に非常に影響を受けました。私にとっては「本との出会い」にも「人との出会い」と同じくらいの重みがあります。

(研修の課題図書が1冊も含まれていないのはどうなんだ、というツッコミはなしでwww)

ビジョナリー・カンパニー 2 - 飛躍の法則(ジム・コリンズ/山岡 洋一) 破天荒!(ケビン フライバーグ/ジャッキー フライバーグ/Kevin Freiberg/Jackie Freiberg/小幡 照雄) 最強組織の法則―新時代のチームワークとは何か(ピーター・M. センゲ/Peter M. Senge/守部 信之) 静かなリーダーシップ (Harvard business school press)(ジョセフ・L. バダラッコ/渡辺 有貴/高木 晴夫/Joseph L.,Jr. Badaracco/夏里 尚子) ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書)(梅田 望夫) ウィキノミクス(ドン・タプスコット/アンソニー・D・ウィリアムズ/井口 耕二) コミュニティ・オブ・プラクティス―ナレッジ社会の新たな知識形態の実践 (Harvard Business School Press)(エティエンヌ・ウェンガー/リチャード・マクダーモット/ウィリアム・M・スナイダー/櫻井 祐子/野中 郁次郎/野村 恭彦) 夢をかなえるゾウ(水野 敬也)

Tags: life
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