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fkino diary


2009年09月26日

_ DevLOVE関西に心を込めて花束を

私とpapandaさんの出会いは2006年にさかのぼる。私がXP祭り2006で事例紹介のセッションを持たせてもらって、参加者の方のフィードバックをチェックしていたときに、ふとあるブログが目にとまった。

最近関東に移り住んできた、関西出身渡り鳥SE。

まさしくそれはpapandaさんのブログだった。私も関東に出てきたばかりという時期だったので、関西出身というところにひときわ目をひいた。当時、私は彼と同じように自分のいる世界に飢えを感じていたのかも知れない。

http://d.hatena.ne.jp/papanda0806/20060902/1157212919

彼は私のメッセージに共感してくれていた。私は彼のブログにお礼のコメントをつけた。そして、彼も私のブログにコメントをつけてくれた。

http://d.hatena.ne.jp/fkino/20060902#1157151042

そして、1年後のXP祭り2007。1年前と同じ江戸川区総合文化センターの畳の部屋で「木下さんですか?」と声をかけてきたのは、そう彼だった。

彼はLTでよく「デスマ」という言葉を使った。私は最初のうち、よく理解できなかった。それもそのはず、私の知っている「デスマ」と大手SIerで責任のある立場を任せられている彼の「デスマ」はまったく意味が違っていた。彼は本当の地獄を知っていた。

しばらくして、彼はDevLOVEというコミュニティを立ち上げた。そして、DevLOVE主催のアジャイルプラクティスの読書会に呼んでもらったりした。

http://d.hatena.ne.jp/papanda0806/20081101/1225481998

最初のうちは正直、「DevLOVE」という「オブラブ」をちょっとパクったような名前から、まあ長続きはしないんじゃないかと思っていた。しかし、そんな思いはいい意味で裏切られた。彼は社内の人たちをそして社外の人たちをも巻き込みだした。大手SIerに所属する彼にとって、それはどんなに苦労を伴うことだったろう。想像に難くない。そして、ついには東京に限らず、私たちの故郷である関西までをも。

本当の地獄を知る男が愛を叫んでいる。彼は本気だ。いつしか私はDevLOVEを応援したいと思うようになっていた。

DevLOVE関西が開催されるという報せを聞いたとき、私はどうしても参加したいと思った。しかし、それは叶わなかった。だから、せめて心を込めて花束を。

20090926170442.jpg

Tags: devkan
本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

_ 西河 [お花ありがとうございました! 会場に飾った後、懇親会会場のライトアップされた場所に飾られていました。その後の二次会会..]

_ えと~ [会場ではネタ扱いされていましたが、中にはそんな思いが詰まっていたのですね。感動です。]