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fkino diary


2008年05月01日 [長年日記]

_ 受託開発とエンジニアの幸せ

ジュンク堂さんにお邪魔してきました。

うちの会社の人はみんな自分の会社のことが好きなんだなぁー、とつくづく思いました。もし私が今の会社に入っていなかったら、今晩ブログなんて書かずに職務経歴書を書いていたと思います。

イベントの内容や感想については、次号 (5/14発行) のオブジェクト倶楽部メールマガジンに書こうと思います。

サイン会では会社でもらえというツッコミを受けつつも、岡島さんのサインを無事ゲットしました。

関係者なのに真っ正面のかぶりつき席に座っていたのは、編集者のIさんに呼ばれたからで、ビデオカメラの横に陣取っていたという訳です。帰り際にそのIさんから爽健美茶をいただいて、しばらくしてハッとしたんですが、これをいただいたからといってどうこうということはありませんよね?

最後に3人の先生方(笑)に混じって色紙にサインさせていただきました。ジュンク堂さん、ありがとうございました。『アジャイルプラクティス』のPOPも健在でした。

ちなみに、角谷さんはジュンク堂池袋店で生まれたと言っていたけど、私は当時できたばかりのジュンク堂大阪本店であの3冊を買いました。懐かしいな。

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2008年05月02日 [長年日記]

_ 帰省

嫁の実家のある西明石に来ています。

新幹線の中でもずっとスライド作ってました (涙目)。

Tags: life

2008年05月04日 [長年日記]

_ アジャイルプラクティス勉強会in関西

無茶振りにもめげず、しゃべってきました。

場所は大阪市中央公会堂。レッドカーペットで迎えていただきました。

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「地元のユーザグループに参加する」を実践しました。1時間弱お話しさせていただいて、その後、参加者全員の自己紹介とワールドカフェをやりました。自分の地元で『アジャイルプラクティス』の話をできるというのはやはり感慨深いものがありました。関西も盛り上がってますね。

アジャイルプラクティス 達人プログラマに学ぶ現場開発者の習慣(Venkat Subramaniam/Andy Hunt/木下 史彦/角谷 信太郎)

そして、強力助っ人として同僚の家永さんが参加してくれました。心強かったです。ワールドカフェのファシリテートも素晴らしかった。

参加していただいた皆さん、ありがとうございました。関西最高!!

また関西でなんかやりましょう。(毎月、永和の人が来るなぁ、と言われてしまったし。)

資料です。後日、動画を公開していただけるそうです。

お土産にopakenさんオリジナルのAgile Practice CARDをいただきました。

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本日のツッコミ(全3件) [ツッコミを入れる]

_ かくたに [アジャイルプラクティスカード欲しいw]

_ みわ [>アジャイルプラクティスカード そこでMoo miniカード]

_ おかじま [たくさん言及してもらってありがとうございますー。 関西最高!]


2008年05月07日 [長年日記]

_ 日本語の作文技術

読みました。

日本語の作文技術 (朝日文庫)(本多 勝一)

今までこれを読まずに人様に読ませる文章を書いていたことを反省しています。

今まで感覚的におかしいとか、語順はこの方がしっくりくるとか思っていたようなことが、非常に論理的に解説されています。

Tags: etc book

2008年05月08日 [長年日記]

_ ファシリテーターの道具箱—組織の問題解決に使えるパワーツール49

読みました。

ファシリテーターの道具箱―組織の問題解決に使えるパワーツール49(森 時彦/ファシリテーターの道具研究会)

チーム・ビルディング』で紹介されているものとかぶっているものが多いような気がしましたが、こちらは見開き2ページにつき1つのファシリテーションのアクティビティが解説されているので見やすいです。

会議やワークショップのファシリテータをする人は、まず『ザ・ファシリテーター』と『ザ・ファシリテーター2』を通して読んで、『チーム・ビルディング』かこの本を手元に置いておくと、いざというときに役立つと思いました。

Tags: PF book

2008年05月09日 [長年日記]

_ 英語ライティングルールブック—正しく伝えるための文法・語法・句読法

読みました。

英語ライティングルールブック―正しく伝えるための文法・語法・句読法(デイヴィッド セイン)

これは勉強になりました。

英語を書いていて一番気を遣うのが、相手に誤解を与えないか、不快感を与えないかということです。

例えば、「〜すべきだ」というときに思わずshouldを使ってしまいそうになりますが、shouldには「でも、どうせやらないでしょ」という皮肉めいたニュアンスがあるそうで、うっかり使うと失礼になります。ここでは、need toを使うのが無難ということになります。

げっ、そんなん知らんとつこてたわぁというのがたくさんあって、正直、それをはよ言わんかいと思った。

Tags: etc book
本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

_ いがいが [えー、shouldにそんな意味があるのですか! 私はshouldは「〜するといいよ。オススメ。」くらいの意味だとネイ..]

_ fkino [この本だとそういう風に書かれていますね。 ちなみに、maybeを文頭に補うと皮肉にはならないそうです。 また何か分か..]


2008年05月10日 [長年日記]

_ WEB+DB PRESS Vol.44

遅くなりましたが、献本ありがとうございました。読みました。

WEB+DB PRESS Vol.44(鵜飼 文敏/ミック/はまちや2/小飼 弾/萩本 順三/角田 直行/きたみ りゅうじ/小田 慎一郎/河合 太郎/大野 道誉/宇野 浩史/田中 洋一郎/大塚 知洋/nanto_vi/縣 俊貴/岩澤 直樹/下岡 秀幸/山本 陽平/伊藤 直也/高井 直人/永安 悟史/角谷 信太郎/高林 哲/WEB+DB PRESS編集部)

先日、関西に行ったときに「acts_as_agileを読んだことがある人」というアンケートをとったら誰も手があがらなかったというacts_as_agileも今回が最終回でした。かくたにさん、1年間お疲れ様でした。

関西は組込み系の人が多いのかなぁという印象があるのですが、萩本順三さんのすごくいい記事があったり、縣さん普通のプログラマのための連載があったりで、WEBとかDBとかに関係ないという人にも見所はあると思います。

そうそう、関西はtsuneさんがいたり、丸山さんがいたりで、.NETも盛り上がってますよね。.NETはWEBもDBも関係あると思うんですが、なぜか扱われてないんですよね*1。なんででしょう。

Tags: tech book

*1 gihyo.jpの方には丸山さんのSilverlightの連載がある


2008年05月11日 [長年日記]

_ たのしいCocoaプログラミング

読みました。

たのしいCocoaプログラミング(木下誠)

せっかくMacを買ったのでCocoaをさわってみようと思って写経してみました。

Interface Builderのバージョンが上がって若干操作が変わっていたのですが、ちゃんと動きました。

対象読者はプログラミングの初心者のようで、丁寧に解説されています。初心者向けに説明しようとしたときに避けて通れないオブジェクト指向やMVCの説明についても必要十分という感じでよかったです。人にものを説明するときの勉強になりました。

Objective-Cは初めてでしたが、基本はC言語なので馴染みがあります。オブジェクトとメッセージをスペースで区切ったり、コロンの後ろに引数を指定するのとかはSmalltalkと一緒ですね。ああ、この本には明記されていませんけど、nilがオブジェクトだったりするところも。CとSmalltalkとの混じり具合が面白いです。

id型と void* の違いというか使い分けがまだいまいち理解できてません。

Tags: Cocoa Mac book
本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]

_ dot [ちゃんと理解しているわけではないので、間違っているかもしれませんが、id型はObjective-Cで動的型付けをする..]


2008年05月13日 [長年日記]

_ ソフトウェア開発者採用ガイド

読みました。

ソフトウェア開発者採用ガイド(Joel Spolsky/青木 靖)

面白かったです。採用に関わる人はみんな読めー。

昔、某社にドナドナされるときに集団面接があって、Webアプリの開発経験がありますという人に向かって、ニヤニヤしながら「そのとき使ってたHTTPのバージョンは何でした?」という質問をした面接官がいた。品位を疑います。そこには半年間常駐してたけど、やっぱり水が合わなかった。

Tags: tech book

2008年05月14日 [長年日記]

_ 【イベントレポート】オブジェクト倶楽部春イベント

遅くなりましたが、先日のジュンク堂でのイベント (「受託開発とエンジニアの幸せ」) のレポートをオブジェクト倶楽部のメルマガに書きました。

今回のメルマガには夏イベントの案内もありますので、お見逃しなく。7月1日は空けておいてください。

http://www.objectclub.jp/ml-arch/magazine/240.html

春イベント当日の様子はニコ動でどうぞ。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm3304124

動画は技術評論社様に撮影いただきました。ありがとうございました。

特設サイトがgihyo.jpに近日オープン予定です。プレビューを見せてもらったのですが、気合いの入った素晴らしい仕上がりになっています。お楽しみに!!

受託開発の極意―変化はあなたから始まる。現場から学ぶ実践手法 (WEB+DB PRESS plusシリーズ)(岡島 幸男/四六)


2008年05月15日 [長年日記]

_ Agile2008のProgram

ついにこういうところに名前が出てしまいました。もう一歩たりとも引けないので、背水の陣の覚悟で挑みます。

http://www.agile2008.org/stage-leading.html

ちなみに、Leadership & Teams Stage の Producer は Johanna Rothman。『Manage It!』の人です。私のつたない英語で書いたメールに何回も付き合わせてしまっています。しかも、返信が速い。「あんたの論文、気に入ったよ」とか「英語たいしたもんだね」とかいつも褒めてくれます*1(もちろん英語で)。なので、Johanna Rothman はいい人

Manage It!: Your Guide to Modern, Pragmatic Project Management(Johanna Rothman)

Behind Closed Doors: Secrets Of Great Management (Pragmatic Programmers)(Johanna Rothman/Esther Derby)

Hiring The Best Knowledge Workers, Techies & Nerds: The Secrets & Science Of Hiring Technical People(Johanna Rothman/Gerald M. Weinberg)

Tags: Agile

*1 日本人じゃなくてもお世辞言うんや、と思った


2008年05月17日 [長年日記]

_ Googleを支える技術 ~巨大システムの内側の世界

読みました。

Googleを支える技術 ‾巨大システムの内側の世界 (WEB+DB PRESSプラスシリーズ)(西田 圭介)

説明がすごく分かりやすかったです。ここまで噛み砕いてもらえると嬉しいです。

Googleの場合はやることがはっきりしているので、対象のドメインに特化したシンプルな仕組みを作ることが可能だったのだと思います。そう、この本を読んで思ったのはシンプルなんだなぁということでした。

巨大システムでありながら贅肉が全くない感じで、割り切りがすごく大胆だと思いました。普通は超優秀でワンマンなリーダーが全部判断してとかじゃないとこういう割り切りはできないと思うのですが、そうじゃなくて、この本の最後の開発体制のところで紹介されているような自然淘汰的な仕組みの中でGoogleのシステムが育ってきたというのは興味深いです。

データセンターの話からは軍事基地を連想して、ちょっと恐ろしいものを感じました。

こんなことを考える人たちと一緒に仕事をするなんて、バイナリアンすげーなー。

Tags: tech book

2008年05月18日 [長年日記]

_ ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代

読みました。

ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代(ダニエル・ピンク/大前 研一)

これは面白かったです。帯が大前研一の顔のアップじゃなかったら、もっと早く読んでたと思う。

この本によるとタイトルにもなっている「ハイ・コンセプト」というのは

  • パターンやチャンスを見出す能力
  • 芸術面で感情面に訴える美を生み出す能力
  • 人を納得させる話の出来る能力
  • 一見ばらばらな概念を組み合わせて何か新しい構想や概念を生み出す能力

など、のことだそうです。

一方、この本の中で「ハイ・コンセプト」と並んで出てくる言葉に「ハイ・タッチ」という言葉があります。こっちは、

  • 他人と共感する能力
  • 人間関係の機微を感じ取る能力
  • 自らに喜びを見出し、また、他の人々が喜びを見つける手助けをする能力
  • ごく日常的な出来事についてもその目的や意義を追求する能力

など、とあります。

大前研一氏の解説によると「ハイ・タッチ」という言葉の初出は『メガトレンド(ジョン・ネイスビッツ/竹村 健一)』だそうです。

新しい技術が社会に導入されるたびに、その対局にある人間的側面が考慮されなくてはならない。
それがハイ・タッチであり、これが軽視されると、技術に対する拒否反応が起こる
                                                 ——ジョン・ネイスビッツ

これを読んだときに、アジャイル開発を連想しました。

現状はというと、アジャイル開発に対する拒否反応が起こってるんですけどwww

この辺についてはあとでもうちょっとちゃんと書きたい。

ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代(ダニエル・ピンク/大前 研一)』では後半でハイ・コンセプトでハイ・タッチな「六つのセンス」1つずつについて個別に書かれています。「六つのセンス」を並べてみるとこんな感じになります。

  1. 「機能」だけでなく「デザイン」
  2. 「議論」よりは「物語」
  3. 「個別」よりも「全体調の和」
  4. 「論理」よりも「共感」
  5. 「まじめ」だけでなく「遊び心」
  6. 「モノ」よりも「生きがい」

左側にある項目の価値を認めながらも、右側にある項目の価値をより重視するというのは、アジャイルマニフェストと同じフレームワークですね。このあたりも興味深かったです。

Tags: etc book
本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

_ レオ [原書は「A Whole New Mind」かな?]

_ fkino [そうですね。 A Whole New Mind: Moving From The Information Age T..]


2008年05月19日 [長年日記]

_ 受託本イベント特設サイト

先日のトークセッション「受託開発とエンジニアの幸せ」の特設サイトがgihyo.jpにできています。

http://gihyo.jp/magazine/wdpress/plus/978-4-7741-3453-6/0006

当日の写真と動画がアップされています。私もどさくさに紛れて写ってます。

稲尾さんはじめ技術評論社の方々ならびに長田さんはじめジュンク堂書店池袋本店の方々には大変お世話になりました。ありがとうございました。


2008年05月21日 [長年日記]

_ 達人に学ぶ SQL徹底指南書

読みました。

達人に学ぶ SQL徹底指南書 (CodeZine BOOKS)(ミック)

J.セルコがいっぱい出てきたwww

単なるテクニックではなく、なぜそうなっているかが書かれているので勉強になりました。第2部の「リレーショナル・データベースの世界」は読み物としても面白かったです。

この本の筆者のミックさんが書かれている『WEB+DB PRESS Vol.44(鵜飼 文敏/ミック/はまちや2/小飼 弾/萩本 順三/角田 直行/きたみ りゅうじ/小田 慎一郎/河合 太郎/大野 道誉/宇野 浩史/田中 洋一郎/大塚 知洋/nanto_vi/縣 俊貴/岩澤 直樹/下岡 秀幸/山本 陽平/伊藤 直也/高井 直人/永安 悟史/角谷 信太郎/高林 哲/WEB+DB PRESS編集部)』の特集はこの本から面白そうなトピックを3つ抜き出したような感じになっているので、併せて読むといいんじゃないかと思いました。

Tags: DB SQL book

2008年05月23日 [長年日記]

_ レバレッジ英語勉強法

3ヶ月で英語がマスターできると聞いてきました。

レバレッジ英語勉強法(本田 直之)

この本で書かれているのは、いきなり完璧な英語をマスターしようとせずに「偏った英語」に絞って成功体験を重ねていこうというもの。

私の場合も「偏った英語」で十分なんです。3ヶ月後 (もう3ヶ月切ってる) に具体的な目標があるだけに必死です。藁にもすがる思いでやってみようと思いましす。

ogijunさんの体験記も載ってます。

厳選された「おすすめ英語勉強本」も紹介されていて、重宝しそうです。

Tags: etc book

2008年05月25日 [長年日記]

_ コードの共同所有に弱点はあるか?

訳しました。

http://www.infoq.com/jp/news/2008/05/weaknesses_collective_code

今までXPとかやってきて、「誰も所有していない」という無秩序な状態になったことがないので、あまり実感はなかったですけど。

InfoQの翻訳に関しては大物を自摸ったので、しばらくはそっちをやる予定です。

Tags: Agile

2008年05月28日 [長年日記]

_ オブジェクト倶楽部2008夏イベント 参加申込受付開始

夏イベントの受付が始まっています。

今回のイベントでは、私はアジャイル体験のワークショップ「XPブートキャンプ2008 in オブラブ」のお手伝いをさせていただいてます。

よく考えると、2003年のクリスマスイベントから数えて、夏イベント・クリスマスイベントは今回で通算10回目なんですね。すごいな。

ブログもありますのでよろしくお願いします。

http://d.hatena.ne.jp/objectclub/

Tags: ObjectClub
本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]

_ objectclub [ブログを宣伝していただきありがとうございますっ!! 私のはてスタデビューをfkinoさんに捧げます・・・受け取って・..]


2008年05月31日 [長年日記]

_ プロジェクトは、なぜ円滑に進まないのか

読みました。

プロジェクトは、なぜ円滑に進まないのか (ハーバード・ポケットブック・シリーズ 1)(メアリー・グレース・ダフィー/大上 二三雄/松村 哲哉/エム・アイ・コンサルティンググループ株式会社/上坂 伸一)

面白かったです。

このシリーズは興味をひくタイトルの本が多いですね。若干、釣り気味ですが:-)

ふつうのプロジェクトマネジメントについて書かれています。

例えば、こんな感じです。

  • ひとたび委ねたら、チーム・メンバーを信頼する
  • 行動の修正を可能にする
  • 利害関係者との間に、しっかりしたコミュニケーションシステムを打ち立てる
  • 正直になる
  • 「ミッション・クリープ」に上手に対処する
  • プロジェクトの遅れをコントロールする
  • 学びの精神を奨励する

薄くて手軽に読めるのですが、欲を言えばもう少しボリュームがあってもよかったんじゃないかと思いました。

岡島さんの本とあわせて読むといいんじゃないでしょうか。

Tags: PM book