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fkino diary


2011年02月21日 [長年日記]

_ すくすくスクラム ~ここから始める Impediment 探求!〜 に行ってきました

テーマは「Impediment」と「Impediment List」。

グループディスカッションが盛り上がって楽しかったです。ここ数年でCSMを持っている人が増えたせいか、ディスカッションの質が上がっているように思えます。

講師のzuisenerさんが最後に言っていた個人的に振り返りたいことの下の2つは私も気になっています。このへんのディスカッションもしたいですね。

楽しい時間をありがとうございました。

Tags: suc3rum agile

2011年02月18日 [長年日記]

_ デブサミ2011で『これからの「アジャイル」の話をしよう』という講演をしました

まず、会場やUst*1で聞いてくださったみなさん、ありがとうございました。

当日の様子は下の方にスライドとTogetter、それから写真を貼ってありますので、それでだいたい分かると思います。

ここではあの発表に至った経緯を少し書いておきたいと思います。

アジャイル中堅への道

例の新しい契約形態での受託開発サービスを発表した日に岩切さんからTwitterで連絡が来たのがはじまりです。翌日、岩切さん、t-wada、papandaがわざわざうちの会社に来てくれました。実はそのときは、私は新しいサービスを発表した直後で、これからどうなるのか・どんな反響があるのか・仕事はとれるのかと、すごく不安でした。そういった中、3人が来てくれたのはとても嬉しかったです。こう言ってはおこがましいかもしれませんが、まるで旧い友人が応援に駆けつけてくれた。そんな気持ちになりました。

そのときに今回のデブサミ出演のオファーをいただきました。設定されていた仮題は「アジャイル中堅への道」というものでした。「アジャイル界隈の中堅の人が最近元気がない。fkinoに元気が出る話をしてほしい」。そんなざっくりしたオーダーでした。また、「受託開発でがんばっている人たちへのメッセージ」というような話もありました。

私は「僕が一番元気がないんですけど、いいですか?」と返したのを覚えています。

それからしばらく、自分が伝えられることは何だろうかと考えました。それで、行き着いたのが、自分のことや地を這うようにしてがんばっている同僚のことを正直に自分の言葉で話すことです。

今回のデブサミの準備は自分を見つめ直す時間でした。自分ことや自分の会社の弱みを告白することは予想以上にパワーのいることです。でも、2年前に自分が腹をくくった場所で中間報告をできたのは意義があることでした。今はやってよかったと思っています。

岩切さん、t-wada、papandaには本当に感謝しています。ありがとうございました。

Drop Your Last 2 Slides

前日、kakutani にレビューしてもらって、「Drop Your Last 2 Slides」というサジェスチョンをもらいました。それから、自分は最後に何を伝えて壇上から去るべきなのかを考えました。結局、最後に言った言葉は「ありがとうございました」なのだけど、それは「ご清聴」に対する感謝ではなく、もっと別の大きなことへの感謝でした。

裏話としては、2枚じゃなくて4枚削ったんですけどね。削ったところは前の晩に岩切さんが話してくれていたのでNo Problem!!

最後まで自分の言葉で伝えることができて良かったです。Nice suggestion!! > kakutani

講演のスライドと様子

スライドとTogetterを貼っておきます。

@hsbt と @Sean_SF が撮影してくれた写真も貼っておきます。

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アジャイル @fkino 仁王立ちでプレゼン。おとこまえだ!数 字は離職率 #devsumi

*1 事前登録した方に限定で配信されました。私が講演中、頭につけていたのはUstのマイクです


2011年02月13日 [長年日記]

_ 祝! 定年

妻と娘がお祝いをしてくれました。

お祝いのメッセージをいただいたみなさま、ありがとうございました。

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Tags: life

2011年01月29日 [長年日記]

_ XP祭り関西2011

XP祭り関西への参加は今年で3度目となるのですが、今回は細谷さんはじめXPJUG関西のスタッフのみなさんに呼んでいただいて、基調講演をさせていただきました。

こういった講演の場合、どうしても話が一方通行になってしまいがちですので、今回はオープン・ディスカッション形式 (通称マイケル・サンデルごっこ) を試してみました。私としては初の試みでしたが、アジャイルをやっていくなかでぶち当たる問題や課題は1つの正解が無いようなものも多く、こういったディスカッションは有効ではないかと感じています。

実は今回の話は私の中で裏テーマがあって、昨年のXP祭り関西のテーマ「アジャイルマインドを育もう」に対する私なりの考えを持って行くことです。西河さんの指摘がずっとひっかかっていて、「勇気」・「信頼」・「コミュニケーション」・「組織」・「ビジネス」といったよく分からない言葉を使わずに、自分の言葉で正直に、いまの「アジャイル」、そして、これからの「アジャイル」の話がしたいと思いました。まだまだ至らないところがあったかとは思いますが、お付き合いいただきまして、ありがとうございました。

スライドを置いておきます。デブサミでも同じテーマで、若干内容をブラッシュアップしてお話しする予定です。

昼からはPFP関西のワークショップにお邪魔しました。PFP自体が初参加でしたが、山本さんがファシリテートしてくださり、楽しい時間を過ごすことができました。

懐かしい人とお会いしたり、知り合いの知り合いみたいな人がたくさん来ていて、不思議なご縁を感じた1日でした。

XPJUG関西のスタッフのみなさん、参加者のみなさん、ありがとうございました。


2010年08月03日 [長年日記]

_ 「プログラマ35才定年説」飲み会

そういえば、久しぶりにLTをしてきました。飲みながらのLTだと思って油断しいたら、みんな結構まじめな話をしていてビビッた。

同世代の人たちがこういうテーマで一同に集まって話をするのは、いろいろ刺激になりましたし、LTを聞いていて共感できる部分もたくさんありました。マネジメントに対して肯定的な発言が多かったのも印象的でした。また、いつもの町内会のメンバーじゃない人も半分以上いて新鮮でした。

帰り際にあまのりょーさんに言われてハッとさせられたのが、いろいろやっているけど、それぞれを個別のものとして捉えていないという点。やっていることすべてが連続していている。だから、最近は自分がやっていることに対してはタスクスイッチのコスト云々というのはあまり思わなくなりました。

LTの資料は公開しません。表紙だけ。

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