fkino diary


2016年09月24日 [長年日記]

_ XP祭り2016に参加しました

自重せずに LT をしてきたので、スライドを置いておきます。

LT でよかったのは、@koicAgile Japan 2016 長崎サテライト で声をかけた NaITE(長崎IT技術者会) のおふたり (角田 俊さん、藤沢 耕助さん) が発表していたこと。単に自重してないだけじゃなくて、新しい人の勧誘にも励んでいますよ、とアピールしておきます。(これは @koic のファインプレー)

基調講演は牛尾さん。休日モードということで、マイクロソフトや DevOps から解き放たれた清々しい講演でした。今年になってから牛尾さんの話は何回か聞いているけど、毎回バージョンアップしていて、今回は西洋文化のインストールの手法について、より具体的に話してくださり、目から鱗な話しもいくつかありました。

一方、会社の名前を背負って発表しに来ていた人がたくさんいたのも印象的でした。野村総合研究所の森實 繁樹さん、東芝の伊藤 裕子さん、オリンパスソフトウェアテクノロジーの清水 弘毅さんといった人たちが会社の名前を出して発表していました。聞いてみると、会社に稟議を通して発表資料のチェックを受けて発表されているとのこと。こんなことはXP祭りではこれまでにほとんどなかったことだと思います。これが3周目の世界か。

ちなみに、弊社 永和システムマネジメント では発表資料の事前チェックは行っていませんし、稟議や報告も不要です。その代わりに、発表当日に会場に社長とアジャイル事業部長が見に来ます (笑)。

Tags: xpjug

2016年02月27日 [長年日記]

_ XP祭りin関西2016 に参加しました

西さん に呼んでいただいて、XP祭りin関西2016 で話しをしてきました。今年はアジャイルマニフェストが世に出てから15年ということで、「アジャイル15周年ふりかえり」というテーマで基調講演をするという大役を仰せつかってしまいました。

XP祭りin関西の思い出

関西のXP祭りへの参加は5回目。

関西でのXP祭りは今回で10回目ということだったので、そのうち半分に参加していることになります。私の発表のはじめに初参加の人に手を挙げてもらったら、8〜9割くらい手が挙がったのは驚きました。行くたびに参加者の顔ぶれや印象が変わる不思議なコミュニティです。

神戸の思い出

スライドの2枚目 は2016年2月26日、イベント前日の神戸の夜景。

15年前は兵庫県民だった私としては、神戸という場所で15年間のふりかえりの話しをするというのは、感慨深いものがありました。

新神戸から北野を通って、北野坂、トアロードを下りて、旧居留地を通り抜けて、メリケンパークまで歩いてみたのですが、15年前と全然変わってなくて懐かしかった!!

基調講演のこと

何をしゃべろうかと考えて、とりあえず「アジャイル 歴史」でググったときに上位3位に 自分の翻訳した記事 が出てきたときの絶望感。。。とりあえず、これを軸に話しを組み立てることにしました。

「3周目」を強く意識したのは、昨年の11月に開催された「 Agile Japan 初心者向けセミナー 」に参加したとき。参加者の顔ぶれや発表の内容、認識している課題の質に (いい意味での) 明らかな変化を感じました。

書籍を時系列に並べたスライド は間違いなく、私のこれまでの人生で、1枚のスライドを作るのに最も時間をかけたスライドになりました。参加者の方からの反響も大きく、時間をかけて作った甲斐がありました。

今回の講演は、私自身が15年間をふりかえって、この17人 がアジャイルマニフェストを通じて、何を伝えたかったのかをあらためて考えるきっかけになりました。

西さん、山中さん、akipiiさん川辺さん をはじめ、XPJUG関西のスタッフのみなさん、呼んでいただき、ありがとうございました。そして、田口さんakiさん たちに連れて行ってもらった3次会のラーメン、おいしかったです。


2015年11月23日 [長年日記]

_ アジャイルジャパン 初心者向けセミナー (11月27日) でしゃべります

今週末の アジャイルジャパン 初心者向けセミナー で事例発表をします。

対象:アジャイル開発に挑戦し始めた方々で、一般のイベントで事例発表を(ほとんど)したことがない方々。
事例の選考では、未発表事例、発表未経験者を優先します。

となっているにも関わらず、空気を読まずにCFPを出したら通ってしまった (通していただいた) ので、初心に戻って発表してきたいと思います。

表紙はこちら。

my first xp project.001

俺シリーズ最新作にご期待ください。

過去の俺シリーズ

  • 俺の価値創造契約 〜新しい契約形態での受託開発サービス立ち上げ1,396日間の記録〜 (XP祭り2014)
  • 俺の事業部 (XP祭り2014 LT)
  • 俺の嫁 (未発表)
  • コミュニティの俺 (社内発表)
  • 俺もエクストリームプログラミング入門 (XP祭り2015)

「俺の」「俺の」「俺の」「の俺」「俺も」ときて、6作目は「俺へ」です。


2015年09月12日 [長年日記]

_ XP祭り2015に参加しました

XP祭りで「俺も エクストリームプログラミング入門」という話をしてきました。

はじめて参加したXP祭りから10年だということを前日の夜に思い出して、感慨に耽っていました。

今年は 白本の新訳 が出たということもあり、自分の中でXP熱がいつにも増して高まり、XPシリーズ の日本語に翻訳されているものを全色読み直してみました。すると、全然古くなっていないばかりか、新しい発見もありました。

今回は、XPシリーズの各書籍の中で、特に私の琴線に触れたフレーズを紹介する形式でスライドを作成しました。いつになく文字の多いスライドになりましたが、ぜひ、声に出して読んでいただきたいです。

補足

この日記を書いている時点で、『XPエクストリーム・プログラミング アドベンチャー』の1円のものが売れてしまったらしく、値上がりしていました。白本以外のXPシリーズ全色で合計 252円 (送料別) になっています。

参考URL

XP の真髄 https://www.ibm.com/developerworks/jp/java/library/j-xp/

Enforcing Methods http://c2.com/cgi/wiki?EnforcingMethods

参考文献リスト

こうして並べてみると『エクストリームプログラミング』と『リファクタリング』が復刊されてなかったら、絶版の本ばっかり宣伝して帰っていったおじさんになるところだった。オーム社さん、ありがとう。

エクストリームプログラミング(Kent Beck/Cynthia Andres/角 征典)

XPエクストリーム・プログラミング入門―ソフトウェア開発の究極の手法(ケント ベック/Kent Beck/長瀬 嘉秀/飯塚 麻理香/永田 渉)

XPエクストリーム・プログラミング実行計画 (The XP Series)(ケント ベック/マーチン ファウラー/Kent Beck/Martin Fowler/長瀬 嘉秀/飯塚 麻理香)

XPエクストリーム・プログラミング導入編 ― XP実践の手引き (The XP Series)(ロン・ジェフリーズ/アン・アンダーソン/チェット・ヘンドリクソン/平鍋 健児/高嶋 優子/藤本 聖)

XPエクストリーム・プログラミング検証編―XPの基礎・応用・発展を考察する33篇精選論文集 (The XP series)(ジャンカルロ ズッチ/ミシェル マルケシ/Giancarlo Succi/Michele Marchesi/小野 剛/細川 馨/石川 真之)

XPエクストリーム・プログラミング実践記―開発現場からのレポート (The XP Series)(ジェームズ ニューカーク/ロバート・C. マーティン/James Newkirk/Robert C. Martin/比嘉 康雄/高嶋 優子/平鍋 健児)

XPエクストリーム・プログラミング アドベンチャー (The XP series)(ウィリアム・C・ウェイク/長瀬 嘉秀/今野 睦/飯塚 麻理香/畑田 成広)

XPエクストリーム・プログラミング適用編―ビジネスで勝つためのXP (The XP Series)(ケン アウアー/ロイ ミラー/Ken Auer/Roy Miller/平鍋 健児/遠藤 真奈美/高嶋 優子/山田 禎一)

XPエクストリームプログラミング懐疑編―XPはソフトウェア開発の救世主たりえるのか (The XP Series)(ピート マクブリーン/Pete McBreen/村上 雅章)

XPエクストリーム・プログラミング Web開発編(Dong Wallace/Isobel Raggell/Joel Aufgang/平鍋 健児/高嶋 優子)

プログラムデザインのためのパターン言語―Pattern Languages of Program Design選集(PLoPD Editors/細谷 竜一/中山 裕子)

新装版 リファクタリング―既存のコードを安全に改善する― (OBJECT TECHNOLOGY SERIES)(Martin Fowler/児玉 公信/友野 晶夫/平澤 章/梅澤 真史)

Software Engineering Economics (Prentice-Hall Advances in Computing Science & Technology Series)(Barry W. Boehm)

スター・ウォーズ エピソードI ファントム・メナス [DVD]

Tags: xpjug XP

2015年06月26日 [長年日記]

_ エクストリームプログラミング

2015-06-26 13.10.25

レビューアとして参加

レビューアとして参加させていただいた『エクストリームプログラミング(Kent Beck/Cynthia Andres/角 征典)』(いわゆる白本の完全新訳版) が発売されました。そして、とても光栄なことに、翻訳者の @kdmsnr から話を振ってもらって、日本語新訳版への推薦の言葉まで書かせてもらいました。

@kdmsnr をはじめ、オーム社さん、レビューア陣のみなさま、お疲れさまでした。

レビューアをやらせてもらうのにあたって、日本語と並べて原文も見直したのですが、Kent Beckの英語は解釈が難しかったです。私が翻訳する場合は、行間を補足して(言葉を補って)、分かりやすい日本語の文章にしょうとしてしまうのですが、@kdmsnr の翻訳は行間は補わずに (いわゆる超訳に逃げないで)、原文に忠実に翻訳しながらも、分かりやすい日本語になっています (安心して読めます)。よって、行間については、各自補って読むといいと思います。

トークショー「XPは何を伝えたかったんだと思う?」

では、どうやって行間を補うのか?

ジュンク堂書店 池袋本店で行われたトークショー「XPは何を伝えたかったんだと思う?」で、@kdmsnr と @kakutani がたくさんのヒントをくれました。資料は こちら にあがっています。

個人的には、今年の3月に社内で「俺」シリーズ完結編として 「コミュニティの俺」というタイトルで15分くらいの話をした のですが、その発表の中で、白本の最後の最後 (結論のひとつ前、有名な23章のひとつあとのクライマックスともいえるところ) で Kent Beck が「コミュニティとXP」というタイトルでコミュニティについて書いているのはなぜか?という宿題を出していたのですが、その答え合わせができてよかったです。

30冊購入

永和システムマネジメント アジャイル事業部 では、『エクストリームプログラミング(Kent Beck/Cynthia Andres/角 征典)』を30冊購入しました。

2015-06-26 12.25.27

公開しているアジャイル事業部の 事業部計画書 にも「エクストリームプログラミング」というキーワードを出しているのですが、白本を読んだことがないというメンバーもいて、この機会に自分たちが普段やっていることのルーツを知ってほしいと思い、事業部のメンバー全員に配布することにしました。

今後、キャリア採用で入社される方にもお渡ししますので、ご応募お待ちしております

エクストリームプログラミング(Kent Beck/Cynthia Andres/角 征典)

Tags: XP xpe2nd