2008年01月06日
_ Rubyist Magazine出張版 Ruby on Windows
読みました。
サンプルとして取り上げている題材も適切でとても分かりやすかったです。自分がWindowsユーザのうちにこの本に出会えて良かったです。少し写経しましたが、Ruby自体の勉強にもなると思います。
著者のcuzicさんには新年早々に送ったパッチにも迅速かつ丁寧に対応していただきました。ありがとうございました。
年末に本を整理しているときに『』を発掘したので、思わず見比べてしまいました。邪道編はartonさんだけあって、さすがにマニアック (いい意味で) なのですが、『』の方はCOMやWindowsScriptingHostといったところには深入りせず、分かりやすい言葉で書かれています。COMの仕組みをきちんと理解して、とかじゃなくて、日常の業務で使える実用的なところにフォーカスしているのがこの本のいいところだと思います。
特に私が気に入っているのは、Win32APIでクリップボード操作をするところ。「Win32APIが叩ければ何でも出来る!!」 (猪木風でw)。思わず妄想が広がります。
そういえば、Railsが出てくるまでは自分の中でのRubyの用途と言えばWIN32OLEを使ってExcelファイルを操作することが一番多かったのを思い出しました。こういうのって実は邪道じゃなくて、むしろ正道なんですよね。