2009年08月01日
_ デザイン思考の仕事術ワークショップ
参加してきました。
講師の棚橋さんは本から受けた印象通りのパワルフな方でした。
ワークショップは旅行サイトのアクセス数を増やすというテーマで実在する3人の人物へのヒアリング結果を題材に
ワークモデル分析→KJ法→ペルソナの作成→シナリオの作成
という流れで進みました。
ペルソナについては、私の身近で実践しているやり方はゼロベースで何もないところから作っていることが多かったので、ワークモデル分析やKJ法といった方法を使って複数のユーザーの人格をかけあわせてペルソナを作っていくというやり方に目から鱗が落ちる思いでした。
特に、KJ法は私の誤解もあったのですが、俯瞰してざっくり分類してしまうのではなく、ひとつひとつ似ているものを慎重に寄せていくというやり方で、ボトムアップでペルソナが形作られていくのを体験できました。これはかなり衝撃的でした。ペルソナの人格がぶれているとシナリオがうまくかけないとか、そういったことも実際にやってみて気づきを得られたことでした。
今回のワークショップではふれられていなかったペルソナを作ったあとのペーパープロトタイピングや、その前のユーザーヒアリングの話なんかも聞いてみたいです。
2014年08月01日
_ (株)永和システムマネジメントのアジャイル事業部長に就任しました
私の勤務先の永和システムマネジメントは35年の歴史があり、アジャイル開発には00年代前半から取り組んでいます。
8月1日より、永和システムマネジメントの35年の歴史の中で、はじめて アジャイル の名前を冠する事業部ができることになりました。逆に今までなかったのかと驚かれるかもしれませんが、永和システムマネジメントに転職して8年、Rubyとアジャイルを仕事の中心に置いてきた当事者の立場からすると、感極まりすぎてニュースリリースまで出してしまったほどです。
そして、私はこのアジャイル事業部の事業部長に就任しました。私が事業部長を任命されたとき、経営者のひとりに言われた言葉は「好きにやっていい」でした。 永和システムマネジメントのアジャイル事業を好きにやるっ!! 責任重大ですが、今このとき、この立場にあれることは、これはたいへん幸せなことだと思っています。
私が永和システムマネジメントに入ってからこれまでの仕事は、エンジニアのコミュニティを通して出会った多くの人たちとの繋がりに支えられてきました。これを機に、社外で出会ったコミュニティの人たちにも永和システムマネジメントのことをよりよく知ってもらうために事業部計画書(PDF)を公開することにしました。
これからも応援よろしくお願いします。