2007年12月04日
_ 第19回XPユーザ会「気になるSCRUM」
行ってきました。
エマーソン・ミルズさんによるScrumの講演とやっとむさんとKKDさんによるLT、そして最後に倉貫さんによる1年の活動のふりかえりがありました。
ミルズさんの後半の事例の話が面白かったです。XPやScrumといった場合、どうやって始めるのか、という話題になることが多いのですが、そういったところの話をちゃんとしているところがよかったです。
特によかったのは開発者編。
- 1人でもできる
- 個人バックログ
- 上司とゆっくり話し合う
- バックログの統合
こうやって「影響の輪」を広げていくのだな。
管理編もおもしろかったです。
マイクロマネジメントをしたことがありますか?
YESだ。今は反省してる。
- 人柄と組織が鍵
- すぐに変えられない
グッときた。
- 自己管理
- 透明性のあるコミュニケーション
- 間違ってもいい
一番印象的だったのは、
- スクラムマスターはチームとプロダクトオーナーのやりとりの支援を行う
- チームとプロダクトオーナーが完璧であればスクラムマスターは要らなくなる
と仰ったこと。
あくまでもファシリティブなんだなぁ。みんなちゃんとできるようになったから俺要らないや、っていう心境。
スプリントはなぜ30日?
楽だから。
えー、そんな理由。と思ったけど、プランニングの繰り返しの抵抗感を軽減するとか、妙に納得。慣れてくると短くしていく。3週間が快適、2週間だと楽しい!!