2007年12月30日
_ ダイアローグ
読みました。
対話の目的は、物事の分析ではなく、 議論に勝つことでも意見を交換することでもない。 いわば、あなたの意見を目の前に掲げて、 それを見ることなのである
XPの価値のひとつにもなっている「コミュニケーション」について深く理解したい人のための一冊。
「コミュニケーション」という言葉はもっとも誤用されている言葉のひとつだと思います。便利な言葉なので表面だけを捉えて薄っぺらな意味で使われることが多いです。そんなこともあって、「コミュニケーション」という言葉自体があまり好きではなかったのですが、ちゃんと考えて使っていくようにしようと思いました。
対話の目的が「議論に勝つことではない」というのは分かるのですが、「意見を交換することでもない」というのは目から鱗でした。
ふりかえりやワールド・カフェのグラウンドルール、それからWikiなんかにも通じるところがあると思いました。
非常に難解なところもあるのですが、第2章だけでももう一度じっっくり再読したいです。
2009年12月30日
_ テレビを買った
画像がすごく乱れるようになったのと、娘がテレビをジッと見つめるようになったので買い替え。
2週間前に買いに行って在庫がなかったんですが、何とか年内に配送されました。
来年からはちゃんと某放送局の受信料を払おうと思います。
2016年12月30日
_ オフィスに子供を連れてくる
毎年、最終営業日は朝からオフィスの大掃除をして、お昼前には居酒屋で集まって打ち上げをやるのが恒例行事になっている。
6,7年前にこの大掃除の光景が一変する出来事があった。なんと、オフィスに子供を連れてくる社員が現れたのだ。年末で託児施設が開いていないというのが理由だった。
他の社員は自然とこれを受け入れた。大掃除中に子供を世話するメンバーも出てきた。
年々、大掃除に来る子供の数は増え、子供の笑い声が聞こえるのが当たり前の光景になった。今では、子供たちにお父さん、お母さんの職場を見せる絶好の機会にもなっている。
ポイントは、これは社員が自発的にはじめたことだということだ。少なくとも、私はオフィスに子供を連れてくることに関して、メンバーから許可を求められたことは一度もない。社員ひとりひとりが自分の頭で考え、判断し、動いた結果だ。
どうやったら社員が自発的に動けるようになるのかと聞かれることがよくある。私はエクストリームプログラミングで仕事をすることが、自分の頭で考え、判断し、動ける文化の根源にあると信じている。
(Joy,Inc. 風に書いてみた。)
*1 撮影はhtkymtks (https://twitter.com/htkymtks/status/814395628507697152)
_ haru01 [引用は、「自分のハンカチは自分ではない」のメタファで有名なとこかな。ここは好きです。いつも心がけてます。]