2016年12月30日 [長年日記]
_ オフィスに子供を連れてくる
毎年、最終営業日は朝からオフィスの大掃除をして、お昼前には居酒屋で集まって打ち上げをやるのが恒例行事になっている。
6,7年前にこの大掃除の光景が一変する出来事があった。なんと、オフィスに子供を連れてくる社員が現れたのだ。年末で託児施設が開いていないというのが理由だった。
他の社員は自然とこれを受け入れた。大掃除中に子供を世話するメンバーも出てきた。
年々、大掃除に来る子供の数は増え、子供の笑い声が聞こえるのが当たり前の光景になった。今では、子供たちにお父さん、お母さんの職場を見せる絶好の機会にもなっている。
ポイントは、これは社員が自発的にはじめたことだということだ。少なくとも、私はオフィスに子供を連れてくることに関して、メンバーから許可を求められたことは一度もない。社員ひとりひとりが自分の頭で考え、判断し、動いた結果だ。
どうやったら社員が自発的に動けるようになるのかと聞かれることがよくある。私はエクストリームプログラミングで仕事をすることが、自分の頭で考え、判断し、動ける文化の根源にあると信じている。
(Joy,Inc. 風に書いてみた。)
*1 撮影はhtkymtks (https://twitter.com/htkymtks/status/814395628507697152)