2008年02月14日 [長年日記]
_ Developers Summit 2008 2日目
午前中は会社に戻っていたので、午後から行ってきました。
参加したセッションはこんな感じ。
- SubversionとMaven 2による構成管理:バージョン管理・ビルド・リリース・自動化 縣俊貴 氏
- 怪盗RubyからScala座の怪人へ:DSLはオブジェクト指向と関数型の融合へ向かう 羽生田栄一 氏
Scalaを自分のNotToDoリストに入れていたのを思い出した :-)
あと、あまのりょーさんのLTに私の名前が出てるぅー。『fkino祭り2007』のことを取り上げていただきました。光栄です。
_ デブサミ・コミュニティライブ「Pecha Kuchaでアジャイル事例をぺちゃくちゃ〜256秒のきらめき」
デブサミのXPJUGコミュニティライブで Pecha Kucha というショート・プレゼンテーションを行いました。Pecha Kucha について詳しくはKKDさんとこを見てください。
LTよりは格段に難易度が高かったです。
私は『アジャイル事例紹介 —夜のおしごと編—』というタイトルで、かくたにさんたちとやったアジャイルプラクティスの監訳の話とopakenさんたちと今やっているAndroidコンテストの話をしました。
前日の最後のセッションでコミュニケーションの話が出ていたので、ひとこと言っておきたかったというのが正直なところ。伝えたかったのはコミュニケーションは量じゃないよね、っていう話。
メンバーがそれぞれ遠隔地で作業しているというようにコミュニケーションパスが細い場合でも、
- お互いへのリスペクトがある
- 相手を信頼する
- 相手から信頼されていると信じる
- アジャイルな人たちがやっている
という環境であればきっとうまくいくと信じています。
で、前日の最後のセッションでは「1日に1時間、コミュニケーションの時間を作っています」というような話があったんですが、それに対して咳さんが、「コミュニケーションを目的にしたことはない」と仰っていたのが印象的でした。かっこいい。
コミュニケーションはXPの価値であってプラクティスではないことをお忘れなく。「井戸端会議にならないように要注意」だそうで、そりゃ井戸端会議になるわな。
と思ったら、『』にちゃんと書いてあるじゃないですか。
このような進め方は、ペイシェント・キーパーでは当然と思われているが、 外部のものにとっては驚きである。秘訣のひとつは、全社員が信頼、尊敬、 献身、継続的改善の精神を持って協力していることである。
そうそう、これが言いたかった。