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fkino diary


2009年03月25日 [長年日記]

_ ソフトウェア開発を成功させるチームビルディング 5人のチームを上手に導く現場リーダーの技術

献本いただきました。ありがとうございます。

ソフトウェア開発を成功させるチームビルディング 5人のチームを上手に導く現場リーダーの技術(岡島 幸男)

「リーダー本の第2版の企画が持ち上がっている。」

「リーダー本の読者の人を集めて第2版に向けての意見を収集したい。」

岡島さんから今回の本の話を聞いたのは昨年の9月のことでした。Agile2008の社内報告会のために福井に行った帰り、福井駅まで送ってもらう岡島さんの車の中でした。東京に戻った私は早速、「リーダー本座談会」をセッティングしたのでした。あれから半年、リーダー本第2版は『ソフトウェア開発を成功させるチームビルディング 5人のチームを上手に導く現場リーダーの技術(岡島 幸男)』という形で遂に出版されました。ぱちぱちぱち!!

前半はリーダー本の初版から結構大きく変わっているのと、各章の最後に「ポイント」というまとめと「練習問題」が加わって読みやすくなっています。全体の構成も洗練されていて、自然ですっと入ってくる流れになっています。巻末の参考文献の紹介も「リーダー本座談会」で出ていた話で第2版からの試みです。ワインバーグと三島由紀夫が並ぶあたりが岡島さんの人となりを表しているような気がします。

初版の『プロジェクトを成功させる 現場リーダーの「技術」(岡島 幸男)』は永和に入る前に読んだのですが、第2版ということで改めて読んでみると、「これはあの人のことを言ってるな」とか「これはあのプロジェクトのことかな」とか別の読み方ができて面白かったです。逆に社内で「岡島さん、○○っていう技術使ったことあります?」とかって私が聞いたときに、「ああ、それしかみ像のプロジェクトでやってたよ」と岡島さんが答えたり、もうリーダー本の内容がすっかり共通認識になっているという。つまり、机上だけの話ではなく、岡島さんが実際のプロジェクトでやっていることがその経験を元に書かれているということです。たとえば、議事録の例で私の名前が出てきて、一瞬、実際のプロジェクトのやつ (私が書いたもの) かと思ったのですが、ちゃんとアレンジしてあるでご安心ください。

議事録に関しては、この本で説明されている議事録の書き方を私は勝手に「岡島式議事録」と呼んでいて、私が本気で書く議事録は常に岡島式議事録の体裁を守っています。議事ログしか書いたことのない人は、岡島式議事録を試してみるべきです。

今度は岡島式キックオフミーティングをやってみたいと思っています。

おなじみの「伝家の宝刀」や「しかみ像」も登場します。私のお気に入りの社長 (現会長) のくだりも残っています。新しく追加されたところでは「メンバーを泣かせた経験」というコラムが私の一番のお気に入りです。

これからは、「それ岡島式でやっといて」とか「それしかみ像のプロジェクトでやってたから」とかバンバン使っていくので、みんさん読んでおいてください。よろしくお願いします。