2008年06月24日 [長年日記]
_ サーバントリーダーシップ入門
読みました。
人々に学び
人々と一緒に計画し
人々が持っているもので始め
人々が知っていることの上に築きなさい。
リーダーが真に優れていれば、
終わってみると
人々は口々にこういう
「自分たちの力でやり遂げた」と。
——老子
この本を読み終わったとき、この老子の言葉がふと頭に浮かびました。サーバントリーダーシップというのはきっとこういうことなんですね。ファシリテータに近いですが、理念やビジョン、ミッションを持っているという点がサーバントリーダーの特徴なのだと理解しました。
『踊る大捜査線』の和久さんというのは、分かりやすい例えでした。「リーダー=ぐいぐい引っ張っていく人」というイメージだと和久さんの名前は絶対に出てきませんが、「リーダー=奉仕する人、支える人、自然と人がついてくる人」というイメージだとしっくりきます。
私の考えているリーダー像とも重なる部分が多く、共感できました。
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