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fkino diary


2010年01月04日 [長年日記]

_ 考えること

私たちの運命は考えとともに変わる。つまり、私たちは自分が
望むことをたえず考えていれば、なりたいと望むものになり、
したいと望むことをするようになる。
                          -- オリソン・スウェット・マーデン

私の勤める永和システムマネジメントでは毎年、年の初めに今年の漢字一字というのを考えて書き初め*1をし、その漢字を選んだ理由 (抱負など) を発表します。

今年、私が選んだ漢字は「考」です。そう、考える、Thinkingの「考」です。

「System Thinking」、「Design Thinking」、「Visual Thinking」。身の回りには「考 (Thinking)」にまつわることがあふれています。しかし、自分自身のことを省みたときに、ちゃんと自分の頭で考えることができていないことが多かったと思います。時間に追われていたり、過剰なまでの経験偏重主義に陥ったせいで「考えること」をおざなりにしてきました。そして、そのつけがここへきてまわってきていると痛感するのです。

アート・オブ・アジャイル デベロップメント』ではXPのプラクティスを「考えること (Thinking)」、「協力すること (Collaborating)」、「リリースすること (Releasing)」、「計画すること (Planning)」、「開発すること (Developing)」という5つに分類しています。

その中でも「考えること」は一番最初に出てきます。なぜ、「考えること」が一番最初に出てくるのでしょうか?それは、その答えは次のとおりです。

XPを実践するだけでは十分ではない。あなたには注意深さも
必要だ。自分の周りで起こっていることに、もっと注意を
払わなければならない。何が起こっているのかを考えなければ
ならない。そしてもっと重要なことは、それがなぜ起こっている
のかを考えることだ。質問してみよう。小さな変更をしてみよう。
そして、その結果を観察しよう。私には注意深さを教えることは
できない。それができるのはあなた自身だけだ。
            -- 『アート・オブ・アジャイル デベロップメント』

今年は「考えること」から逃げないようにしていきたいと思います。

アート・オブ・アジャイル デベロップメント ―組織を成功に導くエクストリームプログラミング (THEORY/IN/PRACTICE)(James Shore/Shane Warden/木下 史彦(監訳)/平鍋 健児(監訳)/笹井 崇司)

*1 ちゃんと筆を使って半紙に書きます


2010年01月11日 [長年日記]

_ 「abetterteam.fkino.net」でアジャイル度を評価しよう

ついカッとなって「ABetterTeam.org」の日本語版サイトを作りました。

以下のURLからアクセスできます。

http://abetterteam.fkino.net/

screen.png

「ABetterTeam.org」は『アート・オブ・アジャイル デベロップメント』に出てくる「アジャイル度を評価しよう」という質問表にオンラインで答えていくと、気のきいたレーダーチャートが評価結果として出てくるというサイトです。紹介記事がInfoQにあがっています (しかも、私が訳してる!!)。

http://www.infoq.com/jp/news/2009/03/sbastn-abetterteam-dot-org

この度はこのサイトの日本語版サイトを作ってみましたので、是非、みなさんのチームで使ってみてください。

なお、サイトをつくるにあたって『アート・オブ・アジャイル デベロップメント』の日本語訳の一部を引用することを快諾いただいた、オライリー・ジャパン様にこの場を借りてお礼申し上げます。

また、日本Hamlの会会長から直々にパッチをいただきました。ありがとうございます。

ソースコードはGitHubにおいています。

http://github.com/fkino/abetterteam

アート・オブ・アジャイル デベロップメント ―組織を成功に導くエクストリームプログラミング (THEORY/IN/PRACTICE)(James Shore/Shane Warden/木下 史彦(監訳)/平鍋 健児(監訳)/笹井 崇司)

Tags: Agile
本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]

_ taniya_web [これはいいですね! ありがとうございます。 さっそく職場の人にも紹介させて頂きます。 作成お疲れ様でした。]


2010年01月14日 [長年日記]

_ Agile2.0 〜 アジャイルなチームで何を提供する?

DevLove 2009 Fusion」に参加できなかったので、倉貫さん懸田さんの話を聞きに行ってきました。

倉貫さんの話は受託開発をやっている身としていろいろと考えさせられる内容でした。Point of sales と Point of use の説明は分かりやすくてよかったです。見積りをしない (意味がない) という話も、ちょっと衝撃的でした。

懸田さんは「永和システムマネジメント」としては最後の講演。最後にふさわしい懸田さんの10年史という内容。熱かった。この場に居合わせることができたことを嬉しく思います。10年経ってXPが腑に落ちたというのも分かる気がします。

最後の質疑応答が異常に盛り上がった。「アーキテクチャジャンプ」の話になったのですが、実はこの日の昼間(仕事)の打ち合わせでも「アーキテクチャジャンプ」の話題が出て、これは偶然とは思えない。


2010年01月15日 [長年日記]

_ オブジェクト倶楽部2010新春イベント オブラブアレグザンダー祭り

今回はスタッフではなく、お手伝い(?)として参加しました。

Jim CoplienがLean/ScrumとAgileを対比させて語っていたのが印象に残りました。

中埜さんは相変わらず独特の雰囲気で、会場全体が中埜ワールドに引き込まれていました。

終わってからJim Coplienにサインをもらいました。「なんでオレの本持ってんだよ。読んだのか?」と聞かれたので「まだ、ちゃんと読んでない」と正直に答えたら、「読んでて分からないところがあったら気軽にメールして」って言ってくれた。Jim Coplienはいい人!!

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今年の12月に再来日するみたい。「Scrum Tuning using Organizational Patterns」が気になる。

http://www.scrumalliance.org/courses/20093832-certified-scrummaster

http://www.scrumalliance.org/courses/20093833-scrum-tuning-using-organizational-patterns


2010年01月22日 [長年日記]

_ Morning Bee 6th

参加しました。

あまのりょーさんの35歳の誕生日 (定年!!) ということで、直接会ってお祝いを言えたのがよかったです。

課題図書は『アドレナリンジャンキー プロジェクトの現在と未来を映す86パターン(トム・デマルコ/ピーター・フルシュカ/ティム・リスター/スティーブ・マクメナミン/ジェームズ・ロバートソン/スザンヌ・ロバートソン/伊豆原 弓)』。

あまのりょーさんの提案で「耳の痛いパターン」を順番に発表することに。私は「40.裸の組織」と「49.ジャーナリスト」を選びました。

この本の評価については結構分かれるみたいですけど、私はこういうの結構好きなんですけどね。

アドレナリンジャンキー プロジェクトの現在と未来を映す86パターン(トム・デマルコ/ピーター・フルシュカ/ティム・リスター/スティーブ・マクメナミン/ジェームズ・ロバートソン/スザンヌ・ロバートソン/伊豆原 弓)

Tags: event

2010年01月27日 [長年日記]

_ 匠塾 第10回 「企業改革からIT構築までの見える化事例大集合」で講演しました

「ビジネス価値につなげたアジャイル開発」というタイトルで講演してきました。30分の枠だったのですが、29分40秒で話しきった。ニアピン賞。

話慣れているネタだったのですが、参加者の方の層がいつもと違ったので新鮮な感じで聞いていただけたのかなぁと思っています。

あと、パネルディスカッションにも出ました。盛り上がってきたところで終わったのが残念。

講演の資料はこちらで公開しています。

http://ruby.agile.esm.co.jp/articles/20

Tags: event