2008年01月10日 [長年日記]
_ 破天荒
読みました。
トム・ピーターズが大絶賛しているだけのことはあります。いやぁ、サウスウエスト航空すごいですわ。
従業員の自尊心をくすぐるのが上手いです。「従業員を大事にする」って言いますけど、それがどういうことなのかというのが書かれています。これを読むと大抵の企業の「従業員を大事にする」というのが如何に口から出任せなのかというのがよく分かります。
あとは、苦境にも独特のユーモアで切り抜けるところ。「ダラスの対決」はあまりにも有名なエピソード。
最後のリーダーシップのところには、「サーバント・リーダーシップ」の話がでてきます。というか、サウスウエスト航空でリーダーシップといった場合には、それは「サーバント・リーダーシップ」のことです。「部下」と呼ばずに「協力者」と呼んでいるあたりが非常に共感できます。
こういう会社にしたいものですね。