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fkino diary


2009年07月04日 [長年日記]

_ Google Androidプログラミング入門

江川さんから献本いただきました。ありがとうございます。

写真では本の厚さは分かりませんが、これはすごいボリューム。Android本の出版ラッシュですが、この本が一番充実しているかもしれません。

『』の写経が終わったら次はこれをこの本を写経したいと思います(雑食なので)。

Tags: Android book

2009年07月05日 [長年日記]

_ 描いて売り込め! 超ビジュアルシンキング

読みました。

表紙のカバーに原書の写真が写っているというのは斬新です。

6つのWとSQVIDの組み合わせで考えるという思考フレームワークについて解説されています。これはいろいろと活用できそうです。

ビジュアルシンキングのプロセス
  1. 見る
  2. 視る
  3. 想像する
  4. 見せる
6つのW
  • who/what ポートレート
  • how much グラフ
  • when マップ
  • where 時系列表
  • how フローチャート
  • why 多変数プロット
SQVID
  • Simple 簡潔 vs. 精巧
  • Quality 質 vs. 量
  • Vision 構想 vs. 実現
  • Individual attributes 個性 vs. 比較
  • Delta 変化 vs. 現状
Tags: thinking book

2009年07月06日 [長年日記]

_ IT一番戦略の実践と理論

読みました。

『』は小さなISV向けでしたが、こちらは中堅・中小SIer向け。『』をそのまま自分たちの状況に持ってくるのはちょっと「うーん」という感じなのですが、この本はかなり現実の自分たちの状況に即しています。ちょっと鼻につくところはあるんですが、まぁまぁお勧めです。

Tags: book SIer

2009年07月07日 [長年日記]

_ オブラブのLTでベストトーカー賞をもらいました

まったく夢のようです。

一歩間違うと内輪ネタになってしまうテーマだったので最後まで不安だったのですが、初参加の方にも受け入れていただけたようでよかったです。

opakenさんと渡辺くんには本当に感謝です。それから、私のつぶやきを真に受けて資料を作ってくれた千葉さん、本当にありがとうございます。そして、そのせいで体調を崩したのだとしたらごめんなさい。

やっぱり謝辞は最初に言うべきですね。しかし、今回の謝辞は大オチだったので、最後に持っていくしかありませんでした。

資料をあげておきます。

残念ながらLT男優である「世界のナベヒロ」こと渡辺くんは今回のオブラブには参加していなかったのですが、そのことについて懇親会でopakenさんと話したことが印象的でした。

「渡辺メソッドを使わなくても、渡辺くんが自分からオブラブに
  参加申し込みしてくれるようになったらいいね」

強引に引っ張り出すことも重要ですが、時にはその時期がくるのをじっくり待つことも大事です。

人は自分の速度でしか変われない

そんなことを思った七夕の夜でした。

_ オブジェクト倶楽部2009夏イベント

スタッフとして参加してきました。

スタッフとしての仕事はkompiroさんのセッションを手伝ったこととEye-Fiを辞退したことくらい。ngtykはじめ、準備に奔走していたスタッフには頭が上がりません。お疲れさまでした。

感想などを少し。

  • 『』を読んでみることにした。こういうときにSafafi Books Onlineは便利。毎月 $42.99 払っててよかった。
  • kompiroさんの「HELP ME!」はとてもよかった。スタッフだったから (時間的な制限もあったし) ファシリテータに徹したけど、今度やるときは自分の悩みも出してみたいなぁ。
  • 自分のLTの直後だったから放心状態だったのですが、中内さんのLTについて詳しく聞きたい。

今回も楽しかったです。講演者のみなさん、参加してくださった皆さん、ありがとうございました。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

_ にしかわ [ベストトーカーおめでとうございます。 観に行きたかった!]

_ opaken [渡辺くんに報告しておきます。 ありがとう!]


2009年07月14日 [長年日記]

_ 「IT人材活性化フォーラム2009」てつ。カンファレンス 〜てつ。夏のパン祭り〜

参加しました。

ネタにしてはえらく本気でビビった。

懇親会でミルズさんと話ができたのが自分にとっては収穫。

ミルズさんは「この人、本当にアジャイルやってるな」と思える数少ない人。本編ではScrumだと進捗遅れがゼロとか残業がなくなるとかくだらないことばかり言ってたけど、実際に話してみると徹底して顧客視点なのがすごいと思いました。結局、客が満足しているかどうかが重要。

大ざっぱに言うと、

  • Scrumは簡単。
  • でも、アジャイルをやるのは難しい。
  • 最後は人と人の信頼関係というソーシャルな問題に行き当たるから。

といったところでミルズさんと考えていることが一致しました。

調子に乗って悩みを相談したら、id:nawotoからも似たような相談を受けたと言われて苦笑。

今回の「てつ。カン」では牛尾さんも小巻さんもミルズさんもそういったソーシャルな問題をテーマにしていたのが、印象的でした。

本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]

_ てつ。 [ご参加ありがとうございました。やっぱりネタは本気でやるほど楽しいですよね!それなりに楽しんでいただけましたか。テーマ..]


2009年07月17日 [長年日記]

_ 日本Ruby会議2009 1日目

参加してきました。

主に一番広いホールにいました。大場さんの話も高井さんの話も実用的でよかったです。

会場をぶらぶらしていたら高井さんにつかまって、気がついたときには手元に監訳者のサイン入り『』が。。。翻訳は『』と同じ笹井さん。オライリーの本を監訳者割引を使わずに定価で買ってしまったけど、ジュンク堂書店RubyKaigi店だからこれでいいのだ。

LTで印象に残ったのはやっぱり江渡さん。Blikiを引用していたところ。

これは、Rubyコミュニティがベストなオブジェクト指向の考えと
XPコミュニティに囲まれて形成されているということが大きいだろう。
Ward、Kent、それから、キレイなコード、うまく整理された
オブジェクト指向設計、そして、テストしやすさについて提唱してきた
すべての人たちの価値が、そこに受け継がれていたのだ。これらの
考えは、他の多くの技術コミュニティにとっても大きなインパクト
だったはずだが、Ruby界ではそれが「正統」になっている。

(http://capsctrl.que.jp/kdmsnr/wiki/bliki/?RailsConf2007)

これは毎年、私がRubyKaigiに参加していて思っていることに近いので、嬉しくなりました。


2009年07月18日 [長年日記]

_ 日本Ruby会議2009 2日目

参加してきました。

マルチトラックなので聞きたいセッションが裏表で重なって迷うこともあり、RubyKaigiのコンテンツの厚さを感じました。

今年も咳さんが期待を裏切らない感じでよかったです。

サイン会では江渡さんにサインをいただきました。参考文献に『』をとりあげていただいたお礼を言えてよかった。


2009年07月19日 [長年日記]

_ 日本Ruby会議2009 3日目

参加してきました。

hsbtさんのtDiaryの話を聞きました。最近、仕事ではRubyのコードが書けないので、私にとっての最も身近なRubyはtDiaryです。そんなこともあって、大変興味深く聞くことができました。私もhsbtさんと同じでFreeBSDで動いているレンタルサーバーにRuby 1.8.8-p-1という微妙なバージョンを入れて動かしています。いい加減、1.9に移行しないとなぁ、と思いました。

続いて日本Hamlの会から来たursmさんのHamlとSassの話を聞きました。堂々としていて笑いもとっていてとてもよかったです。英語で資料を作るというのはいいですね。SlideShareで言語をEnglishにして公開すると英語圏のかたからもたくさんFavoriteがもらえると思います。

かくたにさんの話はここに書いてある概要と全然違う方向に行っていた (テスト駆動開発が出てこなかった) けど、感動的でした。後半の会場との対話もよかったです。まとめると「各自、頑張れ」ってことなんでしょうけど。概要に書いてあったような話もまたいつか聞いてみたいです。

RubyKaigiには第1回から毎年欠かさず参加していて、イベントの規模も年々大きくなって、参加者の層も広くなっていますが、不思議なことにどんどん自分に近くなっているような気がします。知っている人が増えたからというのもあるでしょうが、言葉で言い表せない何かがあるような気がします。

スタッフのみなさん、講演者のみなさん、ジュンク堂書店RubyKaigi店のみなさん、弊社ブースの番をしてくれたみんな、ありがとうございました。


2009年07月22日 [長年日記]

_ 田町ファイナルLT

参加してきました。

参加者のみなさん、発表者のみなさん (両者はイコールだけど)、お疲れさまでした。そして、今回のイベントを企画してくださった千葉さん、ありがとうございました。

私は「田町」をテーマに発表させていただきました (みんなそうだったんだけど)。発表資料は......ありません。

会場とのあの一体感は他では味わえないものでした。貴重な経験をさせていただきました。

懇親会参加率も80%という例を見ない高さで、イベントの質の高さを物語っていたと思います。田町の最後を飾るのにふさわしいイベントでした。

さようなら、田町。

Tags: event