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fkino diary


2008年04月01日 [長年日記]

_ 10周年

社会人になったのが1998年だから丸10年になりました。入社式で挨拶している新人さんを見ていて、10年前は自分もこんな風だったのかなぁ、と懐かしく思ってました。

今年の新入社員は「カーリング型」だそうですが、私のときは「再生紙型」でした。

そうそう、Mozillaプロジェクトも3月31日で10周年だったそうです。同期ですね。当時はNetscapeがオープンソースになったというのが、すごく衝撃的でした。そんなNetscapeも今はもうない。

思えば遠くへ来たもんだ。

Tags: life

2008年04月02日 [長年日記]

_ 「受託開発とエンジニアの幸せ」トークセッションのお知らせ

岡島さんが本を出しますよー。

刊行を記念してオブジェクト倶楽部よりイベント開催のご案内です。

タイトル : 「受託開発とエンジニアの幸せ」刊行記念トークセッション
日  時 : 5月1日(木) 19:00〜
会  場 : ジュンク堂書店 池袋本店 4F喫茶スペースにて
お申込み : ジュンク堂書店池袋本店にて
      1階 案内カウンターにて。電話予約可。
定  員 : 40名
講演予定 : 岡島幸男、天野勝、角谷信太郎
詳  細 : ジュンク堂書店
http://www.junkudo.co.jp/newevent/talk-ikebukuro.html

受託開発の極意―変化はあなたから始まる。現場から学ぶ実践手法 (WEB+DB PRESS plusシリーズ)(岡島 幸男/四六)

Tags: ObjectClub

2008年04月03日 [長年日記]

_ CV祭り

お邪魔してきました。

福井のチェンジビジョンには去年お邪魔したのですが、東京の方は初めて。これでチェンジビジョンはコンプリートです。

ゆったりした感じでうらやましいです。机は壁にくっつけられていて壁 (窓) の方に向かって仕事をするスタイル。椅子をクルッと回して振り返るとすぐに打ち合わせを始められるのがいいですね。

自分のワークスペースについても、ちょっと真面目に考えてみようと思いました。

D1000070

POST‐OFFICE―ワークスペース改造計画(岸本 章弘/中西 泰人/仲 隆介/馬場 正尊/みかんぐみ)

Tags: event

2008年04月10日 [長年日記]

_ アジャイルプラクティス読書会・特別編

あまのりょーさんからお誘いいただいて、あまのりょーさんの会社でやっている『アジャイルプラクティス』の読書会にかくたにさんと一緒に参加してきました。

あまのりょーさんがブログに書かれているマインドマップの議事ログを見せていただいたのですが、これが昼食時50分間の読書会の議事ログとは思えないほど充実したものになっています。本当にちゃんと読んでもらったんだなぁと思って感激しました。

私の場合は普段の仕事をしていて、『アジャイルプラクティス』の中に出てきたフレーズがふと頭に浮かぶことがあって、そういうときにその前後を読み返したりしています。

あまのりょーさんがすごいのは、igaigaさんをはじめとする同僚の人たちはもちろん、上司もうまく巻き込んでいるところ。前回、お邪魔したときもそうでしたけど、いつも関心させられます。

4q!でした。


2008年04月13日 [長年日記]

_ 受託開発の極意

献本いただきました。ありがとうございました。

受託開発の極意―変化はあなたから始まる。現場から学ぶ実践手法 (WEB+DB PRESS plusシリーズ)(岡島 幸男/四六)

書評とかレビューとか、そういったものを書こうと思っていたのですが、1週間ほど悩んだ挙げ句、岡島さんはあまりにも身近な存在なので、ちょっとそれは難しいなと思いました。それで、その代わりと言っては何ですが、この本を通して私から見た岡島さんについて書いてみたいと思います。

「中庸」であること

大変光栄なことに、この本にはレビュワーとして参加させていただくことができました。ちょうどレビューの締め切りが『アジャイルプラクティス』の監訳の締め切りとも重なって大変な時期だったのですが、なんとか最後までレビューさせていただくことができました。

レビューのために何度か岡島さんとメールでやり取りしたのですが、最後にこんな言葉をいただきました。

今回の執筆は、自分の中身を見つめなおすというか、ほじくり返す作業であり、
なかなか辛いものがありましたよ。
自分はどういう哲学で開発をしているのか、仕事をしているのか、誰に何に影響
を受けているのかを見つめなおす機会になりましたね。
木下さんはアジャイルですね。私はやっぱり「中庸」でした。

そのときに思いました。この本に関して自分のブログに何かを書くときは、タグを「中庸」にしようと。

私は岡島さんから「中庸」という言葉の本当の意味を教わりました。

Mr.永和システムマネジメント

「Mr.永和システムマネジメント」をひとり選ぶとすれば、私は岡島さんを選ぶと思います。生え抜きの永和社員であり、マネージャというポジションでありながら現場の開発者のハートも持っている。そして、毎週、福井と東京を往復されていることもあり、どちらの血も併せ持っている、そんな印象を受けるからです。その証拠に、この本で使われている2つの写真のうち、「勉強会の様子」は東京であり、「朝会の様子」は福井です*1。このバランスの良さが物語っていると思います。今の永和の中でこういうことができるのは岡島さんだけです。「中庸」なリーダーである岡島さんだからこそできることなのかもしれません。

私が岡島さんと初めてお話しさせていただいたのは、オブジェクト倶楽部 2006 夏イベントでのことでした。私はお会いする前に岡島さんの1冊目の本『プロジェクトを成功させる 現場リーダーの「技術」(岡島 幸男)』を読んでいたのですが、本を読んで受けた印象通りの方でした。岡島さんと私とは同じ大学の出身でもある (岡島さんが4年上で学部も違うので大学での直接の接点はないのですが) ので、最初は大学のことを話題にしたような気がします。そのときに、岡島さんは「大学時代の彼女が工学部にいた」とかいうような話を出会って数分もしないうちに気さくにしてくださり、そういうところがまた岡島さんの魅力なのだなと思いました。

その後すぐ、私は永和システムマネジメントに入社しました。入社後、私が最初に携わったプロジェクトのマネージャが岡島さんでした。そのときは、私が入社後ほどんど間もないにも関わらず信頼して仕事を任せてくださっているのだなという感じを受けました。あとで聞いたところによると、私の議事録を見て、「これはいける」と思ったそうで、議事録を見て判断できるセンスがすごいなと思いました。

死線をくぐり抜けてきた現場開発者

岡島さんを近くで見ていると「この人、死線をくぐり抜けてきたな」と、そんな感じがするときがあります。最初はその正体が何なのか分かりませんでした。後になって、岡島さんから『プロジェクトを成功させる 現場リーダーの「技術」(岡島 幸男)』に出てくるプロジェクト (土曜日に出社して社長にプロジェクトから降りたいという意志を伝えたというプロジェクトであり、平鍋さんが思い出深いプロジェクトと書いているプロジェクト) の話を聞かせてもらったときに、その正体が分かったような気がしました。

私も岡島さんほどではないにしろ、死線をくぐり抜けてきたといえる経験があります。もしかすると、岡島さんには私の議事録から、そういったものを感じ取っていただけたのかも知れません。

普段の岡島さんの発言や行動、さらに実際に岡島さんが書いた見積書を見せていただいたこともありますが、そういったものから「死線をくぐり抜けてきた」とういう感じがひしひしと伝わってくるのです。今回の岡島さんの本を読んでいても、同じものが伝わってきました。ひとつひとつの言葉の後ろに岡島さんの経験があり、その文体の力強さと繊細さの間に、プロジェクトをともにしてきたメンバーやお客さまの顔が見え隠れしています。

受託開発を「生業」とするすべての人へ

私は受託開発を仕事にするようになって11年目になります。最近になってようやく受託開発が「生業」であると思えるようになりました。

この本はトビラにもあるように、"受託開発を「生業」とするすべての人へ" 向けて書かれた本です。

と書いてみたものの、本当にそうでしょうか?

誰に向けて書かれた本なのか?この本は誰に向けて書かれたものでもないと思うのです。この本は岡島さんが自分自身と真っ正面から向き合って、自分自身のことについて書いた本です。誰かに向かって、「ああしろ」とか「こうやった方がいい」とか言っているのではなく、自分 (自分たち) はこうしてきたと自分自身をふりかえって自分自身に向かって言っているのです。岡島さん自身も「自分の中身を見つめ直す」とか「自分の中身をほじくり返す」とか仰っています。自分自身のことを書くというのはまさに身を削るような作業であっただろうというのは想像に難くありません。

だからといって、自己満足に終わるのではなく、その経験が昇華されて "受託開発を「生業」とするすべての人へ" 届く内容になっていると思うのです。すごく個人的な経験を綴っているのに、それが多くの人の共感を呼んだり普遍的に受け入れられるということはあると思うのです。

少なくとも私はこの本を読んだときに、岡島さんが私に向けて書き下ろしてくれたのかと思ってしまいました (そんな訳はないんですけどね)。

2つの現場

受託開発の極意』のサブタイトルは「変化はあなたからはじまる。現場から学ぶ実践手法」です。そして、『アジャイルプラクティス』のサブタイトルは「達人プログラマに学ぶ現場開発者の習慣」です。両書に共通するのは「現場」という言葉です。

岡島さんはあとがきに "「お客さま」と「現場」にこだわる" と書いています。私も「現場」にこだわっています。(『アジャイルプラクティス』のサブタイトルについてはこちらをご覧ください。)

岡島さんをはじめ "受託開発を「生業」とする" 人たちと同じ「現場」で仕事ができる。そのことに感謝していきたいと思っています。

Tags: 中庸

*1 「リポジトリ絵巻物」は東京です。


2008年04月14日 [長年日記]

_ デンマークとAgileしよう!

参加してきました。

ワールドカフェが「ビデオを見てTPSとAgileの似ているところを見つけよう」というテーマで、普通に日本語で話しても難易度が高いテーマでした*1。今回はデンマークからのお客さんが来たということでやったんですが、そういう特別な時だけじゃなくて普段から日本のアジャイル方面のコミュニティでもこういうガチなテーマについて話し合っていくべきだと思いました。

デンマークの人たちのLTも面白かったです。どこの国にもテスト好きな人はいるんですね。

懇親会は沖縄料理のお店でした。突き出しがもずくで、これまた難易度高い!!

自分のプレゼン資料*2を英訳して持って行ってたので、それなりに話はできたかな。

*1 似てないところばっかり見つけてしまった:-P

*2 去年の夏のオブラブでやったネタ


2008年04月15日 [長年日記]

_ Code Craft ~エクセレントなコードを書くための実践的技法~

読みました。

Code Craft ~エクセレントなコードを書くための実践的技法~(Pete Goodliffe/後藤 正徳/鵜飼 文敏/平林 俊一/トップスタジオ/まつもと ゆきひろ)

前半は『アジャイルプラクティス』の「アジャイルなコーディング」に書いてあったようなことがきっちり解説されています。

後半も、16章、17章あたりは読み物として非常に面白かったです。

図22.1は風刺が効きすぎてて噴いた。

Tags: tech book

2008年04月19日 [長年日記]

_ +GAINER—PHYSICAL COMPUTING WITH GAINER

読みました。

+GAINER―PHYSICAL COMPUTING WITH GAINER(GainerBook Labo/くるくる研究室)

Gainerは1回チャレンジしてみたいんですけど、なかなか時間がとれません。

プログラミング言語にRubyやAS3が選べるのがいいですね。

Tags: tech book

2008年04月20日 [長年日記]

_ データベース・リファクタリング

前にhyukiさんのところで「リファクタリング本のトリビア*1」というのが紹介されていたのを思い出して、このトリビアは『データベース・リファクタリング(スコット W アンブラー/ピラモド・サダラージ/梅澤 真史/越智 典子/小黒 直樹)』にも当てはまるかどうか実際に検証してみた。

結果は、最初の方はいい感じだったんですが、3章くらいから徐々にずれだして、最後の方は10ページ以上ずれてます。

というわけで、このトリビアは『データベース・リファクタリング(スコット W アンブラー/ピラモド・サダラージ/梅澤 真史/越智 典子/小黒 直樹)』には当てはまらないことが分かりました。

データベース・リファクタリング(スコット W アンブラー/ピラモド・サダラージ/梅澤 真史/越智 典子/小黒 直樹)

リファクタリング―プログラムの体質改善テクニック (Object Technology Series)(マーチン ファウラー/Martin Fowler/児玉 公信/平澤 章/友野 晶夫/梅沢 真史)

*1 『リファクタリング』の訳書では、各リファクタリングの紹介ページが原書と一致するように作られている。


2008年04月22日 [長年日記]

_ Life Hacks PRESS vol.2

献本いただきました。ありがとうございました。

Life Hacks PRESS vol.2(堀 E. 正岳/荒木 早苗/太田 憲治/大橋 悦夫)

opakenさんには「おすすめの本」として『アジャイルプラクティス』を取りあげていただきました。ありがとうございます。

GTD+Rは3ヶ月間ほどやってみたんですが、一度、TODAYポケットを家に忘れてすごく不安になった (本当に仕事が手につかなかった) ことがありました。GTDでは仕事のこともプライベートなことも管理するわけで、職場と自宅を往復していると当然TODAYポケットを忘れるというリスクもあるわけです。それ以来、RTMに移行しました :-)

電車に乗ってから気づいて、真剣に取りに帰ろうかどうか迷ったもん。そのときは携帯電話や財布を忘れるより致命的な気がした。「TODAYポケットを忘れたので取りに帰ってました」は遅刻の理由になるのかなぁ。まあ、それだけちゃんとやってたってことですよ。

でも、RTMに移行してからよりもGTD+Rをやっていたときの方がちゃんとGTDしてたなぁと思います。

今度はTODAYポケットを職場や自宅に忘れないライフハックを考えてください :-)

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

_ opaken [>TODAYポケットを職場や自宅に忘れないライフハック 首からぶら下げたらダメ?]

_ いがいが [私もGTDメモ帳を忘れると仕事にならないリスクがでかくなってしまったので、 最近はずっと職場に置いてます。 家で仕事..]


2008年04月25日 [長年日記]

_ JUDEで描いたクラスをそのままRuby on Railsで動かすプラグイン

ばんちょーこと野村周平さんの記事が出ています。

http://codezine.jp/a/article/aid/2377.aspx

野村さんとは去年のRubyKaigiの頃に1ヶ月ほど一緒にRubyの仕事をさせていただきました。そのときは、野村さんは立場的にPowerPoint作業ばかりで、Rubyのコードをほとんど書けなかったので、その鬱憤をLuRuJuにぶつけたのでしょう。(ホント?) 個人的には、すごく楽しいプロジェクトでした。

RubyKaigi2008のサブセッションでも講演されます。(というか、私がRubyKaigiのCFPに応募してくださいってお願いした。)

楽しみにしてます。

Tags: Ruby JUDE

2008年04月26日 [長年日記]

_ 仕事は楽しいかね?

読みました。

仕事は楽しいかね?(デイル ドーテン/Dale Dauten/野津 智子)

主人公は35歳のビジネスマン。この主人公が大雪で足止めされた空港でマックス・エルモアという名前の老人に出会う。そして、いろいろとアドバイスを受けるという話。

って、このパターン、ガネーシャやん。というか、ガネーシャの方がこっちを参考にしてるのか。

この物語に出てくるマックスという老人も十分面白いこと言っているのですが、ガネーシャのイメージが強烈すぎて普通に思えてしまいました。

でもまあ面白かったですよ。はい。

Tags: etc book

2008年04月28日 [長年日記]

_ アジャイルプラクティス勉強会in関西

昨日の夜、opakenさんと、GWは関西に帰るので5月4日飲みに行きましょう、っていう相談をIRCでしていたのですが、朝起きたら大変なことになってました。

http://gadget.cre8system.jp/cat77/in.html

これやから関西人は怖いねん。

これを世間では無茶振りといいます。

というわけで、何かしゃべります。むぅー。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

_ あまのりょー [わはは。 よい勉強会になりますよーに!]

_ opaken [うひひ! お待ちしてまーす。]


2008年04月29日 [長年日記]

_ 結婚記念日

1年に1回の嫁孝行ということで、丸ノ内で食事してきました。

5年前に神戸北野ホテルで結婚式を挙げたわけですが、そのホテルの支配人である山口浩氏がやっているレストランがこのigrekというお店なわけです。

関東では丸ノ内だけですが、関西では神戸と芦屋と西宮にあります。3年前に行った芦屋のお店もヨットハーバーに隣接していて素敵な感じでした。神戸っ子にはそれなりに有名らしいですけど、東京だとどうなんでしょう (っていうか、俺、神戸っ子じゃないし)。

「ブライダルの担当は誰でした?」とかって聞かれたけど、そんなん覚えてないし。うちの嫁さんが「年配の方でした」とか応えてたけど、それって失礼過ぎるし。すかさず「ベテランの方でした」とフォローしといた。

丸ノ内の駅ビルは2011年に工事が終わるらしく、また来てくださいと言われた。

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Tags: life

2008年04月30日 [長年日記]

_ Ajaxデザインパターン —ユーザビリティと開発効率の向上のために

ざっと読みました。(やっと読めた)

Ajaxデザインパターン ―ユーザビリティと開発効率の向上のために (THEORY/IN/PRACTICE)(Michael Mahemoff/牧野 聡)

ユーザビリティに関することだけかと思ったら、Ajaxの基礎となるテクノロジに関するところからテストに関するところまで広く網羅されています。